この度、G holdings会長の平井正昭、役員の吉田啓作著の文明論『縦糸文明構想』の要諦が刊行されました。おかげさまで地球科学・エコロジーの新着ランキングにて1位を獲得いたしました。
【概要】
文明論「縦糸文明構想」の要諦
The Civilization Theory; The Essence of the Warp Threads Civilization Concept
有史以来人類は、主に陸上と、一部の地下空間において都市文明を築いてきた。つまり、居住フィールドを陸地に沿って「横展開」してきたわけである。そのことから著者は、今日にまで到る文明を「横糸文明」と名付けた。一方、新たに築きあげる文明と、その土台となるインフラの在るべき姿を考えた時、かねてより居住フィールドを、上空や海底、さらには宇宙へと拡げていくことが重要であると唱えてきた。それは、海底や上空、宇宙空間にも長期滞在できる環境を整え、 各拠点間を特殊なワイヤーで繋ぎ、電磁力(超伝導)を活用したエレベーターで自由に行き来できるようにし、さらにそれらの空間に都市を築いていくというものである。陸地を横展開してきた従来の『横糸文明』に対し、海底から宇宙空間に到るまで縦方向に居住フィールドを展開していくことから、向かうべき近未来の姿として、著者はこれを『縦糸文明』と名付けた。そして、これらの発想が生まれた原点となる数々の要素を「密の五次元羅針盤総論 神々の気持ち・人類の意思」平井正昭著(2021)という一冊の本にまとめて先に出版した。本稿はその姉妹版となる論文である。
ぜひ、ご一読ください。
Comments